「newcalプロジェクト」とは…

「newcalプロジェクト」は、京急グループが掲げるエリアマネジメント構想です。
地域住民や事業者、自治体、教育機関などと、沿線の各地域に移動と「住・働・楽・学」が揃う多極型まちづくりを推進するために、「ローカルプラットフォーマー」として、沿線におけるあらゆる移動と地域サービスを統合し、従来の沿線まちづくりでは成しえなかった新たな価値を地域と共創します。
プロジェクトを通じて、地域に根差した活動を「つなぎ」、それらを「続けて」いく仕組みを構築します。
キーワードは「組織化」「地域拠点整備」「MaaS整備」「モビリティ整備」。
これらを一元化した「EaaS(ENSEN as a Service)」を実現するべく、いま地域がひとつになろうとしています。

組織化 Organization / newcalファミリー

約300団体のプレイヤーを束ね、地域産業の活性化を目指す

Organization / newcalファミリー

京急沿線の各エリアで地域産業創出を推進するコミュニティ「newcalファミリー」を展開。京急グループ、地域事業者、自治体、教育機関、スタートアップなど、約300団体のプレイヤーが連携しています。2021年12月には、初の交流イベントとなる「Meetup!」を開催。約100名のファミリーが交流を図るとともに、地域産業の活性化について意見を交わしました。また、「newcalプロジェクト」では、子育てサークルやコミュニティ団体などで構成された京急沿線子育て応援ネットワーク「Weavee(ウィービー)」を運営。現在30団体が加入し、京急グループが運営するエリアマネジメントに関するウェブサイトやSNSの記事/デザインなどの制作を「ママクリエイター」に依頼することによるコンテンツ制作の地産地消や子育て情報を配信するPodcast番組の制作、共同でのマルシェ運営の地域活動の実施などを通じて、子育てしやすい沿線環境の創出を推進しています。

地域拠点整備 Regional base development / newcalスポット

地域資源を活用した交流拠点や滞在拠点の充実を図る

Regional base development / newcalスポット

「newcalプロジェクト」は、地域に「住・働・楽・学」を創造する取り組みにも積極的です。実現にあたっての推進力になるのが、地域拠点の整備です。例えば、2022年から2023年にかけて「平和島駅前地域交流拠点」や「Park Line 870」「よりみちガーデン」などの地域交流拠点を開設。新たなにぎわいやまちづくりの担い手などが生まれる基盤を整えるとともに、まちづくりに向けた実証の場として活用しています。また、newcalファミリーとともに、各事業者のリソースを活用した事業化支援や事業化マッチングを行っており、古民家を活用した分散型ホテルやRVパーク(車中泊施設)などの開業につなげてきました。これを契機に、拠点で自然発生的に賑わいが生まれ、人が集まるエリアへの発展を目指します。

MaaS整備 MaaS maintenance / newcal MaaS

各事業者をシームレスにつなげ、新しい移動サービスを提供する

MaaS maintenance / newcal MaaS

「MaaS」とは「Mobility as a Service」の略称で、電車やバス、タクシー、シェアモビリティなどの移動手段はもちろんのこと、滞在拠点や地域事業者のサービス・地域イベントなどといった「地域サービス」の予約決済をシームレスに一元化させる仕組みのこと。「newcalプロジェクト」でもMaaS整備を推進しており、京急沿線のモビリティや観光アクティビティ、シェアオフィス、おトクなきっぷ等がシームレスに予約決済可能なほか、シェアモビリティや京急バスのバス接近情報を検索結果に反映可能な経路検索機能を搭載しています。会員数は約13万人。MaaS基盤を軸に、デジタルサービスとリアルサービスを融合するとともに、既存デジタル基盤の統合を通じた、京急沿線地域の経済圏の確立や相互誘客を図り、沿線全体で「新しい価値」を共創しています。

モビリティ整備 Mobility maintenance / newcalモビリティパッケージ

便利なモビリティ拠点を拡充して、駅から先の移動を便利にする

Mobility maintenance /
newcalモビリティパッケージ

駅から先の二次交通として、また交通課題を抱える地域の“足”として、「newcalモビリティパッケージ」を展開しています。モビリティの整備を活動の柱としており、現在はシェアサイクルや電動キックボード、キャンピングカー、ヘリコプター、小型EV、カーシェアなどのモビリティ事業者17社が参加。地域事業者と共同でモビリティ拠点の開発に取り組み、利便性が向上しているほか、モビリティを利用できる拠点も着々と増えて、利便性も向上しているほか、脱炭素社会の実現を推進しています。新設した拠点は、MaaSとして整備した経路検索へ反映し、モビリティをMaaSで繋ぐことによって、各拠点や地域事業者の事業価値向上を図っています。また、シェアモビリティだけにとどまらず、グリーンスローモビリティ(時速20km未満で公道を走ることができる小型電動車)を活用した実証を沿線地域で実施してるほか、交通課題を抱える京急富岡エリアでは、地域と育てるモビリティ「とみおかーと(乗合型輸送サービス)」なども展開し、京急沿線をモビリティ先進地域へとしていきます。

「newcalプロジェクト」は、
①組織化②地域拠点整備③MaaS整備④モビリティ整備の4つの取り組みを地域と共創し、掛け合わせていくことで、「EaaS」基盤を強化し、沿線の各地域に移動と「住・働・楽・学」が揃う多極型まちづくりを推進していきます。